大城 正次

2009年入社

工場長／じーまーみ豆腐製造／HACCP（食品衛生管理）リーダー

30年以上にわたり県内主要のマラソンやトライアスロンへ参加するアスリートという頼れる工場長。じーまーみ豆腐の新たな食べ方や商品のアイデアなど日々考えを巡らす。

妥協せず安全でおいしいものを作りたい

西洋料理のコックや飲食経営など前職での経験を先代の社長に買われて転職し、勤続13年になりました。
うりずんの製品のほとんどは本土出荷なので、レストランや居酒屋のようにお客さんの反応を身近で知ることは少なく寂しいと感じる部分もあります。それでも“お客さんに安心安全でおいしいものを作って提供したい”という思いで、原料の保管・工場内の衛生管理を徹底し、食品を取り扱う基本を怠らないよう日々細心の注意を払いながら働いています。
工場長になり3年が経ちますが、“誠心誠意作るものは裏切らない”というこれまでの歴代の工場長から受け継いだ現場のポリシーを現代に合わせてアップグレードさせつつ、やっと今、身に付いてきたように思います。

「JFS-B」で問題点が明確になり検証ができる

会社を挙げて取り組んだ「JFS-B資格認定証」の取得は十数年務めてきた私にとっても新たな試みで、知らずにいたことを学び勉強することは、やりがいにも繋がりました。
業務上の細かな規定や工程に加え記録を取る作業が課せられましたが、この記録で問題点が明確になり、振り返って検証できることも増えました。そのひとつに、長年課題としていた原料運搬の品質管理が改善できたことは大きな進歩でした。
従業員についても“自分たちが品質を支えている”という自覚とプライドを持って業務に携わっていると感じています。今後の目標としては、改善したことを維持・継続しつつ習慣化させていくこと。またこれからの会社を担う若手の育成にも力を注ぎたいと思っています。

比嘉 大介

2014年入社

じーまーみ豆腐製造の包装・梱包・出荷／HACCP（食品衛生管理）メンバー

一人暮らしなので体調管理のため自炊を心がけている。食べるものや健康に気をつける会社の若手ホープ。入社以来、風邪での欠勤は1回もないという健康優良男子。

援護できる立場にやりがいを感じる

通っていた北部農林高校では学園祭でパンやお菓子、味噌などを作って販売した事が印象深く、進学した専門学校でも食に関連する課程を学び、学生の頃から食品製造に興味がありました。
入社後は工場での製造から配達までひととおりの作業に携わり、現在は後工程の包装・梱包・出荷を担当しています。すべての作業工程のなかで今の部署が性格に合っていると個人的に感じますが、繁忙期や従業員が欠勤した時は、ヘルプで別の作業に入ることもあります。
これまでの経験で各方面の仕事が身についてきたことは単純に嬉しいですし、現場からも頼りにされてサポートできるようになったことで仕事のやりがいも生まれました。

仕事への姿勢や意識は確実に変わった

「JFS-B資格認定証」の取得に伴い食品の衛生管理HACCP（ハサップ）のメンバーとして、取得までの約１年間、製造過程での必要な知識や取り扱いについて改めて学びました。
当初、戸惑うこともありましたが、学んでいくなかで仕事への姿勢や考え方は確実に変わったと感じています。工場での業務見直しや改善とともに、担当部署でも流れ作業での注視・ポイントを押さえた働き方を意識したことで、以前より課題となっていた単純なミスが減りました。
効率よく作業をこなせるようになったことも自信に繋がっています。個人としては食品表示検定を勉強中で多少プレッシャーを感じていますが、資格試験に挑戦することで少しずつでもステップアップを図っていければと思います。

石嶺 成信

2020年入社

じーまーみ豆腐製造／HACCP（食品衛生管理）メンバー

テコンドー歴20年で鍛えた強靭な体力と精神力でよりよい商品づくりに奮闘するナイスガイ。プライベートでは毎週小学生にテコンドーを教える師範の顔も持つ。

じーまーみ豆腐に縁と親しみを感じ入社

父親の介護がきっかけで2年前にこの会社へ転職をしました。初めての職種でしたが、介護と並行して働ける就業面での条件が合っていたこと、父親が好んで食べていたじーまーみ豆腐の製造ということもあり、縁というか親しみを感じ入社を決めました。
当初、業務に対しては決められたことを自動的にこなしていくイメージがありましたが実際は全く違いました。例えばじーまーみの原材料・落花生のでんぷんの質は季節によって状態が違うので加熱・撹拌（かくはん）のタイミングが異なります。また焚き窯が2つの時と４つの時とでは火の通り方が違うので、釜の混ぜ方を注意深く変えないと出来上がりに影響します。
ほかにもいろいろありますが、決して単純な作業ではないところがこの仕事の面白さや魅力です。経験を重ねていくことで知識や技を習得しながら、よりよいものを作ろうというやりがいや商品の品質を自分が支えている自覚にも繋がっています。

常に襟を正す気持ちを大切にしている

昨年会社で取得した「JFS-B資格認定証」を通して、食品製造の認識や衛生管理に対する考え方は根本から変わりました。講習を経て工場での靴の履き替え・作業時の手袋の取り替え・機械の洗浄など、ひとつひとつの動作には意味があり、それを理解することで“やらなくてはいけないこと”が意識せずに“自然にやること”として身についてきたと思います。
また個人的に細かいことに目が行くタイプではなかったのですが、食品を取り扱う立場として常に襟を正そうという気持ちや責任感も芽生えました。
今後は安心安全なものづくりが維持・継続できるよう、先手を打つ姿勢で取り組んでいきたいです。

山根 民子

1997年入社

じーまーみ豆腐製造の作業補助、豆腐ようの製造補助

朗らかな笑顔で従業員の皆から慕われる勤続26年のパワフルウーマン。現在孫が10人に曽孫（双子）が2人、休みの日は曽孫の世話をしながら元気をもらっている。

毎日楽しく働けることが生きがい

私の担当は、じーまーみ豆腐製造の作業補助で、工場内での前工程の下準備や加熱・充鎮などの作業補助から後工程の梱包やピッキング作業、作業後の煮炊釜の清掃まで全般にわたります。釜の清掃は宮平さんと二人での担当となり、繁忙期は洗う釜も倍に増えて作業が忙しくなりますが、衛生管理の基本なので疎かにならないよう心がけています。
働き始めの頃は先代の社長に直接仕事を習いながら無我夢中の日々でしたが、仕事を覚えたら毎日がとても楽しくて、あっと言う間に25年も過ぎたと我ながら驚いてます！

毎日働けることが生きがいで、仕事で動くことが健康維持の秘訣だと思っていますが、休みたい時に休める融通がきく体制も無理なく続けられてきた大きな理由のひとつです。一緒に働く人たちの協力があってこそ人に恵まれていると感じます。体力が続く限りうりずんの仕事を続けたい、新しいことにも挑戦したいと思っています。

高木 泰

2020年入社

豆腐よう製造及びじーまーみ豆腐の作業補助（包装・梱包・出荷）

沖縄の海と伝統文化をこよなく愛し、豆腐ように至っては好きが高じて入社したほど。語りだしたら止まらない「豆腐よう愛」で、品質向上に努めながら新たな戦略を模索中。

豆腐ようへの想いと改善の糸口を探す

何年も前の話ですが、居酒屋で初めて食べた豆腐ようの濃厚な味わいは印象深く、さらに発酵の力だけで豆腐があんなにも変わることは驚きでした。
前職はホテルの厨房で働いていましたが、沖縄の食文化に興味があり、チャンスがあればやりたい仕事でもあったので、会社の求人募集を見かけた際に転職を決めました。入社後の配属は、豆腐ようの製造とじーまーみ豆腐製造の梱包作業を兼ねています。

現在、豆腐ようについては今まで育ててきた麹菌に問題が発生し改善のための試作を重ねている為、製造現場と製造工程等を文字通り全部洗い出して改善作業中です。
まだ試行錯誤の段階ですが、歴史のある食品を作るというやりがいも感じています。じーまーみ豆腐と同様に、衛生管理を徹底しながら基本に忠実に丁寧な仕事を心がけています。
また職場の雰囲気や人間関係も良好なので毎日楽しく働けています。
今後の目標としては、酒の肴としての豆腐ようの常識を変えたい。アルコールは高めですが発酵食品としての期待値は高く、新たな挑戦ができればと考えています。

宮平 るみ子

2020年入社

じーまーみ豆腐製造の作業補助

体調管理に気をつけながら“無理せず自分のペースを保つ”をモットーに日々楽しく働いている。プライベートでは双子の孫の世話に奮闘中。

自分なりの工夫で働く楽しさを実感

前職から3年ほど休職し60代での再就職で製造業の経験は全くなく、私に出来るのかと不安はありました。ですが自宅から徒歩数分の場所に会社があり就業面での条件も合っていたことや、なにより面接での社長の優しさと会社の雰囲気に好印象を持ち働きたいと思いました。
入社後は、じーまーみ豆腐製造の補助として山根さんや先輩方の指示のもと作業をしています。製造から配送まで午前中に集中する慌ただしい現場では先輩方の作業スピードに今だ追いつけませんが、自分なりの工夫や動きでカバーしつつ働くことの楽しさを実感しています。

苦手な作業やまだまだ勉強することも多く、単純に体を動かせばできる仕事ではないところに難しさも感じますが、先輩方の動きを通して作業の流れやタイミングを計りながらチームワークでの行動ができた時は達成感もあります。
今の目標は「長く仕事を続けられること」で、健康管理に気をつけながら頑張りたいと思います。

瑞慶覧 司

2022年入社

じーまーみ豆腐製造の補助

知らないことでも果敢にチャレンジする入社1年目のルーキー。入社するまでじーまーみ豆腐をほとんど食べたことがなかったが今ではそのおいしさの虜。趣味は散歩。

じーまーみ豆腐のおいしさを知り楽しみを得る

入社半年が過ぎて、少しずつですが仕事にも慣れてきました。現在は製造に取りかかる前の下準備と機械や工場内の清掃、製造補助が担当で、工場長のもとで作業を行っています。前職も製造業(車の部品)でしたが食品のジャンルは初めてでした。
コロナ禍の中、食品に携わる仕事には正直迷いもありましたが、以前パート勤務をしていた親戚からうりずんの話を聞いて興味が沸き、まずはチャレンジしよう！との思いで入社しました。

実際に働くようになり、作業工程や衛生管理の細かなルール等、その都度指導や注意を受けることも多くて苦戦中ですが、同時にじーまーみ豆腐ができるまで工程を間近で見て携われることやそのおいしさを知り、自分なりの楽しみも感じています。
目下、効率よく作業ができるよう完ぺきに仕事を覚えることを目標に、よりよいもの・おいしいものを作るチームのひとりとして努力していきたいと思います。